ニーズとレベルに合わせた、きめの細かいサポートをお届けします。
TOP PAGE PRIVATE オンライン お問い合わせ ひとりごと
TOEIC TOEFL IELTS 英 検 学生の皆さん

 

ライティング について

TOEFL iBT でも IELTS、英検でも、特に訓練しにくいのはライティングです。
書店に対策本もかなり並んでいます。
迷った末に買ってはみたものの、自宅でじっくり読んで後悔した方も多いはず。

それもそのはずで、多くのテキストが文章の質を高める手法について書かれているのです。
つまり、ある程度の文章を書ける学習者に、上手な文章を書くテクニックを説明しているのです。
完璧に近い例文を読んでも、なぜそれがいいのか理解できないのでは意味がありません。
もちろん、文法を理解してしっかりした文章が書ける方は活用してください。

では自分が思ったことを、うまく言葉にできないレベルの学習者はどうすればいいのでしょうか?
残念ながら、思ったことを正しく書くことができない方の方が、圧倒的に多いのが現状です。
そして、現状を正しく把握せず、ひたすらテクニックだけを求めるという間違いを犯します。

正しい文章を書くためには、文法力が一番重要なのです。
文法をきっちり理解することこそが近道であり王道なのです。

辞書の活用
意外かもしれませんが、辞書はどんどん活用すべきです。
本番を想定して辞書なしで取り組んでいても、間違った知識が、間違ったまま定着するだけです。
自分で文法やイディオムを作ってはいけません。
本番では辞書を使うことができないからこそ、そのために正しい知識を定着させるのです。
正しい知識の引き出しをたくさん持っておき、本番でどれを使うかを考えるのです。

Wikipedia (日本語版)の活用―書く技術以前に
練習段階ではいきなり書き始めるのではなく Wikipedia などの活用をお勧めします。
日本語でも充分に知らない話題をやみくもに書くことで、無理矢理な論理となる場合もあります。
Wikipedia で大まかな知識を調べた上で書いた方が、筆の進み方も違います。
設問の意図から外れた場合は、よい点数は望めません。

文化や制度の違いを意識
特に iBT や IELTS では注意が必要です。
日本の教育制度や社会情勢、文化などはアメリカやイギリスとではかなり違う場合があります。
「読む相手が誰なのか」を意識した書き方をしないと、内容を理解してもらえません。

「日本の常識は世界の非常識」であることを、心のどこかに置いておくことを忘れないでください。
日本における状況をそのまま書いてしまうと、読み手が理解不能になることもあります。

一般常識―新聞
学生の場合は特に、社会の状況を知らない場合も多いでしょう。
就職活動時にだけ新聞を読むのではなく、日頃から読む癖をつけるべきです。
新聞レベルの知識があれば、設問に対する考えも深いものになるかもしれません。

英検1・準1級のライティング
英検のライティングでは、日本独特の事象についても出題される可能性があります。
日本語でも論じることが難しい内容は、英語で書けるはずもありません。
Japan Times などの記事に日頃から親しみ、関連するボキャブラリを増やしておくと有利です。

 

            
クリックしてください

  身近なニュースを目にすることで、モチベーション維持もできそうです。ライティングに必要なボキャブラリ養成にも役立ちます。
    Japan Times の記事を週ごとにまとめたもの。身近なニュースを、スクリプトを見ながら英語で聴けるので興味も続くのではないでしょうか。日本語訳もポップアップ表示もあるため、ボキャブラリ養成にも効果的です。